音の大きさ

楽器のうまい人は、おしなべて音が大きい人が多いのです。この場合は音量が大きいのはではなく、音圧のようです。音量はただうるさく感じてしまうだけですが、音圧があると気持ちの良い周波数が発生する事によりうるさく感じないのです。典型的な例がオーケストラでしょう。生の演奏をホールで聴くとその音圧で風圧まで感じる程です。全ての楽器がうまく配置する事により大きな音でも素晴らしい音響となりえます。

ドラムも音量と音圧の差がわかりやすい楽器でしょう。うまい人がたたくと音が大きくても身体に振動を感じる程鳴っている感覚が伝わってきます。楽器の鳴らし方は力任せに弾くだけではなく力みを抜いてムチをふるうように弦やヘッドにエネルギーを与えれば気持ちの良い周波数がきっと出音に現れる事になるでしょう。

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