デジタルのピーク

デジタルと名のつくものには宿命があります。

音量にピークがくると音に成らないノイズを発生させます。アナログだと歪みがあっても音色が歪みますが、余程のオーバーでなければ音楽を壊す程ではありません。確かにデジタルは歪まないように小さなレベルでもノイズはほとんど感じません。じゃ問題ないかというと、音色はある程度のゲインがあって張りのある音色だからこそ人の耳に気持ちよく響くのです。つまりデジタルになってもやはりある程度のゲイン、歪みがある事が小さな音でも”かっこよい”とおもわせる所以なのです。

デジタルの一番苦手な部分が実は音色の一番大事な部分を”便利””共通のフォーマット”の為に失ったわけです。

デジタルに最終的に落ち着く前にいかにアナログなアプローチを絶やさないかがこれからのデジタルを作る要素になると私は考えて今のシステムを作りました。今のシステムが10年後の常識に成る事を目指してデジタルとアナログの融合を目指していきます。

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