rapの録音

今日は堺を中心に活動しているhip hopのユニット“BlackJack”の
ラッパーjokerのソロの録音。以前も二人のCDの録音を担当したのですが、
音の評判も良く、今回の録音になりました。
音色の評判でリピーターになってくれるのはエンジニアとしてうれしい限りです。

最近はトラックもラップも宅録で済ましてしまう傾向のhipi hopですが、
フクダで録音する意義を感じてくれているのはうれしい限りです。

ラップを録る時に肝心なのははぎれの良さとスピード感です。
言葉数の多いラップでは明瞭な言葉の音韻が必要です。
だからといって軽い音色で録ってしまうと一気に激しいトラックの
前では存在感を失うのです。

宅録での一番の課題になる部分なんです。どうしてもラップを前に出す為に
トラックの迫力を失いかねません。

今回はかれの低い声でも歯切れの良いラップを生かすため前回同様REDマイク
にneotekのプリ、EQ,
パープルオーディオのMC77で録音しました。

言葉のスピード感はローカットしても母音にあたる低域をしっかりと出す
難しいセッティングなんです。

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