岐路

音楽を続けていくにしたがって節目、節目でおもいきった方向転換や今までの活動をいちからやり直さなければいけない時がきます。本来、人は変化には慎重になってしまうものです。未知のものにはだれでも心を構えてしまうのは当然ですよね。出来れば現状の中で解決すしようとしますよね。でもこと音楽を作っていく上では新しい事に挑戦していかなければ新しい道がみえてきません。新しい事に挑戦すれば輝く未来を迎えるのではなく今までの自分の常識との戦いになってしまいます。そうすれば圧倒的にうまくいかなくなり悩みが深くなり新しい一歩を踏み出した事に後悔してしまうのです。

例えば、工場やシステム設計に関わった事のある方には想像つくと思いますが、新しい挑戦、新しい技術、新しい機材には様々なトラブルが連続して当然おきます。なかにはヒューマンエラーもおきてしまいます。

それでも前に進んでいく事しか新しい音楽の世界にはたどりつけないようです。よく昔教えを問うた先生にいわれた言葉を大事にしています。”迷うくらいなら前に進んで始めてしまいなさい。例え失敗しても音楽を学ぶ上で損になる事は一つもないのだから。”