ドラムのねじ

ドラムの壊れる箇所はヘッドやシンバルを除くと沢山のねじです。
ネジの山がほれて溝の所にたまって噛み合わなくなったり、
山自体が掘られて噛み合わなくなります。

工場のバイトや工業製品や電子部品を経験した事のある方はご存知
だと思うのですが、ねじは固く締めてもう一度軽くぐっとしめこんだ
ら充分に山は噛み合っています。

力を入れれば、入れる程今度は山や溝が掘れていくだけなんです。
ドラムのパーツの中には、レッグやフレームに直接受けが取り付け
てあるものがあります。

固く締めすぎると後はやまがなくなり、緩む方向に進んでしまい、
ますます締め込んでどんどん山や溝を掘っていく悪循環になり
最後にはネジがからまわります。

写真のパーツはそれぞれのスタンドやホルダーの中でネジが緩んだ
時にサポートをしてくれるstoplock、これも緩みや脱落を防ぐ
小さなパーツです。