シングルとハンバッカー

ギターのPUにはシングルコイルとハンバッカーの2種類にわかれます。イメージとしてはフェンダー系はシングル、ギブソンにはハンバッカーのイメージが強いです。沢山のモデルがあるのでそうでないPUもあるのですが。

シングルコイルは、粒立ちが良くクリーントーンが得意ですが

歪ませても潰れきれないのが特徴です。アタックのスピード感が早いのでカッティングやストロークでも対応する音色です。

潰れきれない音色は歪ませても芯が残ります。FUZZのような激しい歪みはシングルコイルのほうがより激しい音色になります。

ハンバッカーには落ち着いたアタック感とサスティンを持っています。ジャズに使用されるフルアコギターに必ずハンバッカーが付いているのは良く見かけますよね。その音色の特徴のまま歪ませると

安定した音色になります。シングルの分離感はありませんが、パワーコードとの相性は抜群でしょう。但し落ち着いた音色を持っているため激しい音色変化をするエフェクターとの相性が問題になる事があります。

60−70年代によくみかけるエフェクターのほとんどがシングルコイルとの相性で造られた傾向にあるようです。