批判と批評

世の中はネットと従来のメディアに分かれて様々な意見が飛び交っています。音楽作品や映画、外食の評判や製品批評、果ては政治や経済まで。テレビのコメンテーターの人達に一番多いのが起きた事に対してのネガティブな意見を述べているのを良くみかけます。まあ、報道番組といえども演出が入りますし、局の番組の制作上仕方ないのかもしれませんが彼等の多くには批評が見当たりません。

ネットの情報もインターネットの初期には、貴重な情報も沢山ありましたが、今や地上波に継ぐメディアになったWEBの中でも情報は操作されているのが現状ですよね。

もし、貴方が気に入ったアーティストやバンドに出会って好きになったら、どんな批判がWEBや様々なメディアから流れても支持してくださいね。今ビックな存在になったバンドやアーティストも多くは批判にさらされ続けて活動してきたのですから。

批判は、自分が思った事を単純に好き嫌いで述べる事。

批評は、相手の実態を把握し社会との関係を理解し彼等の主張が今どうあるべきかを論ずる事。

感情や好き嫌いで発言するのは、その作品に対価を支払ったリスナーだけ許されるものなんですから。